ナス : 7月上旬〜10月下旬

生で食べられるほどのやわらかさと甘さをもつ衝撃のナス。加熱するととろけてしまう程みずみずしく、アクも少ないので、皮をむかずにそのままサラダや漬物にするのがおすすめです。フルーティーでさわやかな甘みに、大好評をいただいています。

【名前の由来】

福島の方言である「さすけない」は、「差し支えない」「問題ない」という意味。生で食べても「さすけない」ほど、驚きのおいしさであることから命名されました。

佐助なす生産農家 吉田 新地さん

【総評】 成分では、糖度とビタミンC含量が高く、硝酸イオン含量と抗酸化力が若干低い結果となった。特に水にとけやすいビタミンCの高さはナス内部に含有する水分の高さとも関係しており、佐助ナスが非常にみずみずしい実であることを物語っている。
味覚センサーでは、旨味コク、旨味といった旨味が強く出、酸味、塩味は低い結果となった。各データから、雑味やアクが少ないことがわかり、みずみずしさもあって生食にも向いている。
生食では甘みを多く感じられるとともに、加熱調理時に失われやすいビタミンCをそのまま摂ることができる。サラダや浅漬けなどに調理すると味も機能にも満足していただけるだろう。